タイトルを読んで「iTunesにバックアップパスワードなんかあったっけ?」と思った人は、今すぐパスワード設定(暗号化)をしているか確認してください!
パスワードを忘れると本当に悲惨です。iPhoneに何かあったとき、新しいiPhoneに機種変更したときなど、いざというときにバックアップが復元出来なくなってしまいます。
気になる部分から読みます? 【目次】
iPhoneのバックアップ暗号化は便利だけど、忘れると・・・
iPhone修理の仕事をしていたことがあるんですが、よくこのような質問をお受けしてました。

iTunesのバックアップが復元できないんです。パスワードを忘れてしまって・・・どうにかなりませんか?
結論から言ってしまうと・・・
パスワードを忘れてしまうと、復元は不可能です!
暗号化をすると、バックアップ時にパスワードやLINEの履歴までバックアップ出来て便利です。しかし、パスワードを忘れてしまうと、パスワードの再設定などは出来ず永遠にデータの復元が出来なくなってしまいます。
なぜパスワードが分からなくなってしまうのか?
実は、パスワードの設定は初回に一度行ってしまえば、次回以降はバックアップを取る際は求められません。では、いつパスワードが必要になるのか?
復元をするのは、大抵の人が機種変更をしたときやiPhoneに不具合があったときです。
なので、パスワードの設定をしてから半年〜2年ほど経ってしまっていることが多いんです。それで、パスワードが分からなくなってしまう人が多いんですね。
これは日本に限ったことでなく、世界中で起きている現象のようです。海外のApple Forumでも報告が多く上がっています。
パスワードをかけているかを確認するには?
iTunesとiPhoneをつなぎ、iTunesの下記の項目にチェックが付いているかを確認します。
チェックが入っている場合は、パスワードの設定をしています。パスワードの確認や変更をしたい場合は上の写真の[パスワードの変更]を選択し、パスワードを入力すれば大丈夫です。
パスワードを忘れても、新しいパソコンなら復元できる?
パスワードを忘れた際、新しいパソコンにバックアップを取れば復元出来ると思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
これも仕様で出来ません。最初にパスワードの設定をしたパソコンでパスワードの解除をしない限り、復元は出来なくなってしまいます。Appleに問い合わせても、iTunesで設定したパスワードはAppleでは管理していないため、確認することは出来ません。
まとめ
iTunesのパスワードは絶対に忘れないように!
念には念を入れて、紙などにパスワードを記入しておくことをオススメします。本当に多くのお客様がパスワードを忘れて来店されました。
せっかくのバックアップなのに、復元できなきゃ意味ないですもんね。わたしも気を付けます!